ブーログ › 塾生の将来を一人として諦めない塾、仲川学院です

2021年05月23日 15:57  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

ばれていたのか。無料教育相談受付中です。



さて、一ヶ月以上もブログを更新しませんでしたので、年度変わりの学習塾倒産期を迎えて、仲川の所も倒産したのかと思われていたかもしれませんが、

近隣の塾が二件廃業したのにもめげず、順調に生き残っております。

しぶとい!

というわけで(どういうわけか知りませんが)本日は独り言、and教育相談の告知ブログです。



訳あって、一人だけわざと厳しく接していた生徒がおりまして、

「俺は厳しいぞ! んんー!」

と凄んでおりましたら

「先生は僕の為を思って厳しくしてくれてるので、優しい先生だと思います」

だって。

ダメだ、これじゃあ教育効果まるで無しだ。俺もまだまだだ、、、

しかし教え子よ、

分かっていてくれたのだね。

それは嬉しく思う。

引き続き厳しく行くが、頑張って夢の志望校目指そうな。

お前なら可能性が有ると思うよ。

誰が何と言おうが、俺はお前を信じる。



というわけで(再びどんな訳だかは分かりませんが)

ただ今、仲川学院では無料教育相談実施中です。

入塾の意思は問いません。また、他塾に通っておられる方でも、入塾の勧誘は致しません。

社会貢献事業の一環として、お子様の事で相談ご希望の方は、どなたでもご利用いただけます。

精神保健学を学んだ講師が相談にのらせていただきます。

なお相談は、面談のみに限らせていただきます。

お問い合わせは以下のURLをタップしてください。
↓↓

https://nakagawagakuin.jimdofree.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/

なお電話にはなかなか出られないと思いますが、あきらめず、しつこくおかけください。当日中には必ず折り返しさせていただきます。

以上、

お子様と親御さまの明るい未来のために。









  
  • LINEで送る


Posted by 仲川学院 │コメント(0)

2021年05月10日 02:53  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

生きるのが面白くない人へ。充実した人生を送る為のちょっとしたヒント



初めての方は初めまして。

以前から読んで下さっている皆様、どうもお久しぶりでした。

いろいろありまして、実に一か月以上ぶりのブログ投稿であります。

どうしても書いておきたい事情が生じましたので、したためさせていただきます。



人生が虚しい。充実しない。

とはよく受ける相談であります。

家庭で悩みがあったり、仕事へ行くのが辛かったり。あるいは学校へどうしても行けなくなってしまったり。

こうした時に人生を明るく楽しく好転させるには非常な困難を伴います。

また、親から虐待されている。学校や職場にいじめっ子がいるなど、変えられない事も多くあります。

それに充実した人生というものに明確な答えはありませんし、人生を充実させる為の方策も、複雑に多岐に渡るのもです。

答えはすぐには見つかりません。



ですが、人生を充実させる為に、分かりやすく手っ取り早い方法は一つあります。

自分なりの目標を定める事です。

例えば学生なら、志望校を定める事です。

また、志望校をすぐには見つけられなくても、少なくとも数学だけはトップの成績を取るなど、的を絞った目標を設定するのも良いでしょう。

もちろん部活でも構いません。

目標を設定する。努力する。達成する。

この事が一番早く人生の充実感をもたらしてくれます。

この時に一番重要になるのが、「自分なりの目標を設定する」という事です。

これ成し遂げたら人が褒めてくれるかなあとか、親が、あるいは先生が喜んでくれるかなあという視点は外しましょう。

あくまでも大切なのは「自分が本当に望むか」という事だけです。

人が決めた目標、人の思惑に沿った目標のためには、そもそも頑張る気にはなりませんし、達成したところで、大して満足感は得られません。   

あなたはあなたの人生を実現させるために生きています。

自分の望みというもの。それを大切にしましょう。

そうやって変えられる事を変えていきましょう。



社会人の方の場合であれば、

何を人生の目標におくのも自由です。

ですが人生で一番多くの労力と時間を費やすのは仕事でありますので、仕事の中に喜びを見出していく事が、人生の充実に繋がりやすいです。

仕事が辛い、仕事へ行くのが嫌だ、とお感じになられる方も多い事でしょう。

ですが、そうした方の多くに共通する点は、プロフェッショナルになる事からの逃避である事が多々見受けられます。

この仕事が大変だ、この仕事は難しい。

そうした事を避けようとしておられませんか?

ですが避けて避けて、逃げて逃げていくと、嫌な事、苦手な事、あるいは自分が恐れている事は、ますますその困難さを増していきます。

逆にです、

困難であるからこそやってみよう、立ち向かって行こうという姿勢を持った時、

それは困難を困難で無くし、あなたを強く生き生きとさせます。

今まで恐れていたものさえも、怖くなくなっていきます。

では、困難に立ち向かうという取り止めのないものを具体的な形にするのは、

やはり自分なりの目標を設定する事であります。

例えばあなたがパン屋さんに就職したとします。

パン屋の仕事は重労働です。

朝早く起きて仕事を始め、パン生地を練り上げる大変な作業をこなし、熟練の技術をもって焼き上げ、しかもそれだけでは足らず販売にも力を入れなければパンは売れません。

それらが大変だからといって避けてばかりいれば、あなたはパン屋さんに居づらくなっていきます。

いつまで経っても下働きで、挙句、後輩にも抜かれて辛い立場に置かれることになるでしょう。



ですが、

あなたが「パン屋に就職した以上、誰にも負けないパンのプロフェッショナルになる」と目標設定したらどうなるでしょうか。

辛い作業でさえ、これが自分をプロにしてくれるのだという喜びとやりがいに満ちたものになっていきます。

そうした意欲を持って取り組めば、上達の度合いもまた違ってくるでしょう。

そして晴れて地区一番の、あるいは日本で一番のパン屋になれた時、あなたの人生は誰よりも輝いてくると思いませんか?



仕事が面白くないのであれば、面白くなるように自分で変えていきましょう。

誰かがあなたの人生を面白くしてくれるわけではなく、どこかに面白い人生があるわけではありません。

今置かれた現実に必死に立ち向かう以外、人生が充実してくる事はありません。

そのためには、誰かの為にではなく、誰かの思惑に沿う事でもなく、

自分なりの目標を決めて、その達成を目指すのが、分かりやすく一番早く取り組める事です。

パン屋さんに雇われたなら、その中で自分なりの目標を持ちましょう。

ペットショップの店員さんなら、例えば犬の売り上げ店内一番を目指すのも良いでしょう。

学生で絵が好きならば、たとえいろいろうまくいかない事があったとしても、絵の専門教育を受けられる進路に就くために、絵と学業だけは頑張りましょう。

目標を定める事。

そしてその達成の為に逃げない事。

これが一番手っ取り早く人生を充実させてくれます。

逃げる事、避ける事は、あなたの人生をどうしようもなく惨めに追いやっていきます。

ご参考までに。







  
  • LINEで送る


Posted by 仲川学院 │コメント(0)

2021年03月18日 22:09  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

公立高校受験組、無事全員合格おめでとう



本日は公立高校全日制の合格発表日。

全員第一志望合格!



四月からは憧れの高校の生徒だよ。

よく頑張ってくれたね。

ありがとう。

俺と出会ってくれてありがとう。

生徒になってくれてありがとう。

頑張ってくれてありがとう。

本当にありがとう。

塾に残る子は引き続き、そして卒塾していく子も、新しい成長のステージに上がって、自分の人生のために頑張っておくれ。

かけがえのない君達の、今後の人生が良いものである事を心から願う。

笑顔でさようなら。










  
  • LINEで送る


Posted by 仲川学院 │コメント(0)

2021年03月09日 18:57  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

おめでとう!今期定時制受験組 全員合格!



今日は定時制高校の合格発表日。

全員の合格が確認できました!



おめでとう

中学ではいろんな事情で苦戦したけど、

君たちが憧れた高校生活が四月から始まるよ。

本当におめでとう。

中学校からは「受かりません」とか言われてしまった子も見事に合格してくれたね。

その過去記事はこちら
↓↓
https://vowwowisno1intheworld.boo-log.com/e534089.html

大学進学を目指す子も、夢を閉ざされなくて本当に良かった。

実りの多い人生を歩んで行っておくれ。

過去はもう振り返らなくていい。

笑顔でさようなら。











  
  • LINEで送る


Posted by 仲川学院 │コメント(0)

2021年03月06日 12:43  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

仲川学院で進学を決意した理由。褒めるは叱る以上に効果がある。



定時制受験組の入試が終わりました。

不登校から受験を決意し、みんな力を出し尽くしてくれました。

まずはお疲れ様。

あとは果報を待って欲しい。

さてそんな中、こんなメッセージをいただきました。

「仲川先生に初めて会った時、褒めてもらえたのがすごく嬉しかったので塾に入ろうと思いました。その後何度も褒めてもらい、家でも学校でも褒められた事がなかったので」
それが励みになり、受験への決意に繋がった。

という内容です。



この子は特段悪い子ではなく、むしろ真面目な頑張り屋でした。

そこを見て「良い事だね」「偉いね」と褒めていただけです。

ですが、家や学校では悪い所ばかりを指摘され続け、それが不登校に起因したようです。

こうなった時に、いくら叱ってもそれは無意味です。

傷ついた子をさらに傷つける事は、事態を悪化させこそすれ、改善させる事はありません。

それよりは、

親や学校は、叱りたい気持ちをグッと抑えて、

良い部分や、良い反応、良い行動が出て来た時に褒める事の方が、

はるかに子供を良い方向に導けます。



また、褒める機会は子供と接していればいくらでもあります。

テストの点や順位が上がった、何かで表彰されたなどどいう特別な事ではなく、

時間を守れた、約束を守れた、靴を揃えた。

こんな日常のありふれた事は、

多くの方は褒めるほどの事では無いとお考えかもしれません。

しかし子供にしてみれば、それは成長の過程の大切な努力です。

大いに褒めてやろうではありませんか。

その方が叱るより遥かに子供の成長を促します。



それにしても最近の学校は、子供を傷つける事にばかり一生懸命なようです。










  
  • LINEで送る


Posted by 仲川学院 │コメント(0)

2021年03月04日 23:19  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

君がもう一度学校へいけるように先生は戦ってみせる。教◯委員会にも非弁行為の壁にも負けてたまるか



君が卑劣ないじめを受けて学校へ行けなくなって、しばらくが経ったね。

君のプライバシーを守る為に詳しくは書けないが、

その間の学校の対応は、実に心無いものだったね。

いつにも増して怒り心頭だ。

だけど非弁行為というものが世の中には有ってね、

先生がやたらと動くと犯罪になってしまう。

しかし、

だからと言ってこのまま君の苦しみを黙って見ているだけなら、

クソな学校と一緒になってしまう。

学校は生徒の苦しみなんてどうでもいいみたいだね。

そんなもんと一緒になってたまるか。

先生は先生のできる事をして戦うよ。

なので、

できるなら君も、

今は無理でも、いつの日か立ち直って欲しい。

夢の為に、もう一度立ち上がって欲しい。

君には素晴らしい夢があるじゃないか。

それまで失っては断じていけない。

今度の相手は巨大で謎の闇にまみれた組織なので、勝てるかどうかは分からないけど、

君の夢に続く道だけは守ってみせるよ。

なので、

もう一度、立ち上がって欲しい。今でなくていいから。

俺はもう一度君がこんな笑顔になれるように頑張るよ。



それにしても、

傷ついた子供を教育機関の誰も守ろうともせず、

守る為に立ち上がろうとすると、変な法律に引っかかるこの国の仕組みはどうなってんだ。







  
  • LINEで送る


Posted by 仲川学院 │コメント(2)

2021年03月03日 22:47  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

好きで不登校になる子はいない③不登校の学校復帰、私の流儀



シリーズでお届けしております、不登校の子の学校復帰の流儀、

本日はその三回目です。

段階1
「学校へ行く事は一旦放っておいて本人の理解に努める」
過去記事はこちら

https://vowwowisno1intheworld.boo-log.com/e543637.html

段階2
「とにかく一度、心底落ち着くまで休ませる」過去記事はこちら
↓↓
https://vowwowisno1intheworld.boo-log.com/e544169.html

今回ご紹介するのは

段階3
食事を楽しくとらせ生活のリズムを整える

であります。

とかく、不登校のお子さんをお待ちのご家庭では、食事等に揉める事が多いようです。

家族が一同に会する場でもありますので、

いきおい子供対する叱責や愚痴が出やすくなります。

「学校はどうするんだ」とグチグチ

「将来をどう考えているんだ」とガミガミ

これはとにかく今すぐやめてください。

必要な説教をするにしても、別の場、別の機会にしてください。



そうでないと子供は家族と食事をとらなくなります。

そこから個食が始まり、生活のリズムは崩れ、ひどい場合には昼夜の逆転に至ります。

こうなっては復学は困難を極めます。

家族の食事は、とにかく楽しくとってください。

小難しい話は一切無しです。

そして3食きちんとバランス良くです。

この事を甘く見ないでください。

人間として一番大切で基本的な事を疎かにして復学も何もあったものではないからです。

ここを疎かにして「勉強が」「学校が」と言うのはナンセンスです。

非常に虚しい事です。

家族の食事は楽しくとる。

ここが不登校改善の具体的な施策の第一歩です。



次回以降

段階4
本人の心からの望みを知り、その実現の為に必要な学校を提案する

段階5
学校へ行き始めたら欠席を引き算で考えない

順次アップしていきます。








  » 続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 仲川学院 │コメント(0)

2021年03月03日 04:30  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

好きで不登校になる子はいない②不登校の学校復帰、私の流儀



さて、不登校の子の学校復帰を実現させる場合の私の流儀、第二回目です。

第一回目の過去記事
「学校へ行く事は一旦放っておいて本人の理解に努める」はこちら
↓↓
https://vowwowisno1intheworld.boo-log.com/e543637.html

今回ご紹介するのは

段階2
とにかく一度、心底安心するまで本人を休ませる

であります。

人によって見解は異なりますが、前回述べた通り、本人あるいは周囲の自覚のある無しに関わらず、不登校には原因があると私は考えています。

深く探っていけばその原因は見えて来ます。

そしてその原因のために、本人は限界を超えて疲れ果てています。

これが不登校の正体です。



もう疲れ果てて歩く事もできない旅人に出会った時、

その旅人に再び旅立って欲しい時、あなたならどうしますか?

無理矢理立って「歩け」と檄を飛ばしますか?

「がんばれ!」と励ましますか?

そうはなさいませんよね。

それでは旅人を再起不能にしてしまいます。

疲れ果てた旅人は、一旦充分に休ませなければ再びは立ち上がれません。

不登校も同じです。

良く学校が口にするセリフとして「学校へ来させないと将来はありません。頑張って登校させてください」というのを耳にしますが、

先程述べた理由で、逆効果になります。

まずやるべきは、原因の理解と排除。そして心身の心ゆくまでの休息です。

そんな事をさせて大丈夫か? もう二度と学校へ行けなくなるのではないか? とご不安の声をよくいただきますが、

そうなったためしは無いです。

いだずらな登校刺激や非難をやめ、子供の心を落ち着かせれば、

子供は今の事ではなく、将来の事に目を向けるようになります。

心に余裕ができるからです。

復学や進学はその時に考えてこそ意味を為します。

逆にそれを待たずに登校を強いることは、学業への拒絶をもたらします。

この時不登校はさらにこじれ、復学はより困難になります。

それでも不安な方は、私が常々申し上げているこの言葉をよく胸に刻んでください。

不登校は不幸を確定させはしない

不登校が始まってしまったのなら、一旦子供を充分に休ませる勇気を持ちましょう。



次回以降

段階3
食事を楽しくとらせ、生活のリズムを整える

段階4
本人の心からの望みを知り、その実現の為に必要な学校を考える

段階5
学校へ行き始めたら欠席を引き算で考えない

順次アップしていきます。













  
  • LINEで送る


Posted by 仲川学院 │コメント(0)

2021年02月23日 01:02  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

好きで不登校になる子は居ない①不登校の子の学校復帰、私の流儀



さて、おかげさまで創業以来、一般の子に混じって通ってくれた不登校の子の人数は30人をゆうに超え、

そのうち二人を除いて、復学、進学に導いてきました。

折々「どうやって復学を実現しているのですか」と尋ねられますので、ブログで紹介させていただきます。

なお大変に長い記事になりますので、都合上五回に分けさせていただきます。

私のやり方が唯一の正解だと言うつもりはありません。

不登校に苦しむ本人、その親御さん、あるいは支援者の皆さんに、「方策の一つ」としてお読みいただければ幸いです。



不登校支援
段階1

学校へ行く事は一旦放っておいて本人の理解に努める

今日はまず第一段階を述べさせていただきます。

不登校の理由は実に千差万別です。

学業の不振。

同級生あるいは先生からのいじめ。

軽度の発達障がいやHSCなどの見た目には分からないハンデ。

時には精神疾患が隠れていたり、

あるいは過度に優しかったり意識が高すぎて、同級生との関わりがうまくいかない。

また家庭が荒れていて学校へ行くどころじゃない。

挙げていけば終わりが無いくらいです。

不登校の子の数だけ原因があると言って良いと思います。



そうした原因を探さない方が良いとおっしゃる支援者の方もみえますが、

私はまずは原因が何で有るのかの理解に努めます。

そうでないとその子の辛さ苦しさを本当には分かってやれないからです。

加えて、その部分への手当がなされなければ、その子を延々と苦しみの中に置く事になるからです。

これでは学校へ行けるようになるはずはありません。

「学校へ行け」と言う前に、

その子の苦しみを理解しましょう。

そしてその苦しみがどこからくるのか、原因を探りましょう。

これは時には困難を極める作業になります。

いじめられている事を頑なに隠し通す子もいますし、発達障がいも軽度となりますと、素人目にはまるで分かりません。

不登校の理由は極めて目には見えにくいのです。

また本人にも、はっきりと人に分かるように、あるいは誤解無く伝える事ができないものです。

なのでどうしても学校へ行くのが「だりい」「めんどくせえ」という表現になってしまう事も多くあります。

「なんだ! そんな理由なら学校ちゃんと行け!」とつい怒鳴り飛ばしてしまいがちですが、

そうした表面上の言葉だけを鵜呑みにはしないようにしたいものです。

好きで不登校になる子はいませんので。

次回以降

段階2
とにかく一度心底落ち着くまで休ませる。

段階3
食事を楽しくとらせ生活のリズムを整える。

段階4
本人の心からの望みを知り、その実現の為に必要な学校を提案する

段階5
学校へ行き始めたら欠席を引き算で考えない

順次掲載させていただきます。

最後までお読みいただければ幸いです。








  
  • LINEで送る


Posted by 仲川学院 │コメント(0)

2021年02月14日 00:27  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

不遇な子の悪さを許すべきか否か。その子も周囲も幸せに導くために。



さて本日は大変にデリケートな問題について私見を述べてみたいと思います。

かなり物議を醸す事になるかもしれません。

よく少年事件の裁判などで、

「被告の不遇な生い立ちに配慮して減刑を求める」

という弁護士の言葉を耳にします。

また、犯罪として立件されるほどではないにせよ、子供が悪さをした時、

「あの子の家庭は複雑だから」

という理由で大目に見られてしまう事もよく見聞きします。



ものすごいバッシングを受ける事を覚悟で言いますが、

私はそうした事を良い事だとは思いません。

かえって本人の幸福な人生の構築を妨げると考えます。

寛容さと許容は子供を健全に育てるには不可欠なものですが、

行きすぎた寛容さと許容は子供を不幸にします。

自分を傷つける事と他人を傷つける事は、どのような理由があれ許すべきではありません。

自分なら傷つけても良いだろうというのも、とんでもない過ちです。



必要な事は、理解と共感です。

その子の生い立ちなり特性をよく理解し、

怒りたい気持ちを分かってやる、自暴自棄になる理由を分かってやる事が極めて肝要です。

こうした大人がその子の周りに、たとえ一人でも居れば、

その子は悪事を思いとどまる日が来ます。

ですが、その子の気持ちの理解ではなく、単にその子が機嫌を悪くしないように、あるいは暴れないようにご機嫌だけを取る大人しかいなければ、

実はその子は傷ついたままになります。

なぜならその大人は、自分にかけられるであろう面倒を嫌がってそうした振る舞いをするだけで、

その子の辛さや苦しみを理解する姿勢で、その子に相対しているわけではないからです。

子供は理解されないまま、孤独の中に放っておかれる事になります。



これでは、世を信じ人を信じる姿勢など生まれるはずはありません。

不遇な子、困難を抱える子の生きづらさや苦しみは多いに理解に努めましょう。

そしてその上で、

その子が自分あるいは人を傷つけるなら、

「それは悪いことだ」

ときちんと叱ってやりましょう。

気持ちやそれをするに至った過程を充分に理解した上での叱責は、子供は必ず聞き入れます。

それは子供の更生に大きな力になります。

逆にいい加減な理解や中途半端な信念による「許し」は、

子供に不幸しかもたらしません。

「自分が悪いのは、自分の生い立ちのせいなんだ。だから仕方ないんだ」

と、子供に誤学習させてしまうという点において。



子供の人格は
持って生まれたもの、育てられ方、本人の意志、の三つで決まります。

本人の意志を正しく導いてやりましょう。

「この子の生い立ちは不幸だから」「精神的に不安定だから」という理由で、自分や他人を傷つけるのを許す事はすべきではありません。

またそうした子に、腫れ物を触るように機嫌を取る接し方も、厳に慎むべきです。

大切な事は、理解と共感です。











  
  • LINEで送る


Posted by 仲川学院 │コメント(0)