国内GDPの下落率が27%を超えました。

凄まじい危機です。

日本は立ち直れるのかと、恐ろしくなるような値です。



しかしながら、

昭和を生き抜いた私のじいちゃんにばあちゃんは、もっと物凄い危機を乗り越えて来ました。

紙幣が紙屑になり、国は機能せず、辺り一面焼け野原。

そうです

戦中戦後です。



どうやってあんなドン底以下の苦境から這い上がって来たのか、とても想像がつきません。

世界史の中でも奇跡として扱われています。

私の母親がわりであったばあちゃんが、生前に言っていた事が、

今、本当に思い返されます。

「とにかく生き抜かにゃならん。子供達を育てにゃならん。必死でやってきたよ」と。

昭和の、とりわけ初期の人間の気迫には頭が下がる想いです。

絶望しても当然の状況から、何とか希望の端緒を見つけ出し、それを何としても掴み寄せる。

どんなに苦しい状況でも、笑顔を失わない。



奇跡を成し遂げた最大の要因は、

つまるところこの国民の気迫ではないでしょうか。

昭和と言えば何かと馬鹿にされ、諸悪の根源のように言われる令和の今日ですが、

我々は日本人です。

この昭和の魂の良い所だけは受け継いでいこうではありませんか。

もう万策は尽きた、これまでだという状況から底力を発揮する。

何が有ってもあの手この手を尽くして決して絶望しない。

今、コロナの為に命を失われた方、愛する身内を失われた方、

また経済的に追い込まれている方、

本当に大変な状況だと思います。

しかし、

戦後の復興を成し遂げた日本人の血が、当然ながら我々にも流れています。

何としてでも復興しましょう。

私たちにはできるはずです。