2020年02月18日 13:57 カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:塾
金が無ければ夢は叶わないのか? 子供の夢を潰す前に
さて、世の中お金が全てではありませんが、何をするにもお金は着いて回ります。
出産に始まり、生活しながらの育児、進学、就活に結婚式。
親としては必死のやりくりです。
しかし子供の方はそんな苦労はどこ吹く風で、平気で「あれ買って」「これ買って」
「お金が無いんだから我慢しなさい」と親としては言いたくなりますよね。
しかし我慢と言うものは、我慢すればその先に良い事があるという見通しや希望が有って初めて出来るものでありますので、
何でもかんでも「我慢しろ」と言い続けますと、子供は生きる意欲を失いがちになります。
自分の欲しい物を言うのはダメなんだと感じた子は、自分の本心を出すことを悪い事のように感じてしまいます。
こうなったら、その子は対人関係で大変苦戦するようになります。
甘やかされて育つというのも望ましい事ではありませんが、その方がまだましです。
甘やかしの害を直す方が簡単だからです。
なので子供が何か欲しいと言ったその時に、必要なお金が無いという事態に陥った時は、
子供と共にどうすればそれが手に入るのかを一緒に考えてやりましょう。
仮に、子供が「お母さん、僕も自転車が欲しい」と言ったとします。
その時にまとまったお金が無いとしても「今、月々に◯◯円くらいなら貯められるから、◯カ月後には買ってあげられるよ。」
あるいは「あなたも協力してちょうだい。月々のお小遣いを◯◯円減らす代わりに、お母さんは◯◯円貯金していくから、二人で頑張って自転車買おう」でも良いと思います。
何をどうしても本当に無理な場合は、「そりゃあ、確かに自転車欲しいよねえ」と、子供の心だけでも理解してやりましょう。
「お金が無いからダメ」は、子の心を荒ませていきます。
もちろん例外は有って、子の分不相応なものや有害な物を欲しがった場合は話しは違いますが。
さてここからは私事になりますが、
私は訳あって祖父母に育てられました。家計も裕福ではありませんでした。
高校卒業後の進路選択の時にずいぶん悩みました。
大学へ行きたいけど、諦めて働こうかと。
しかしどうしても大学進学の夢を諦めきれず、断られるに違いないと思いながら祖母にそれと打ち明けたところ、
当時の私には思いもよらない返事が返ってきました。
「じゃあお前は必死でアルバイトしなさい。そしてそのお金を家に入れるなら大学へ行かせてやる」と。
祖母は私の可能性を拓いてくれました。
大学進学か就職の二択しか無かった私に、新しい選択肢を与えてくれました。
おかげで今の私が在ります。
人生どん詰まりの場面には何度も陥りましたが、その都度、あの時の祖母の発想を思い返し、
「もう無理」「出来ない」ではなく「どうやったら実現できるか」だけを必死に考えてここまでやってきました。
天国のばあちゃん。
「可能性」という贈り物をありがとう。
おかげで、何とか生きてこられたよ。
追記
もしもあなたのお子さんがあなたにこころを閉ざしているなら、
この記事は参考になるかもしれません。
自分以外のものになろうとしてはいけない。人生は人に見せるためのものではなくあなたのためにある。幸せに生きるために。
怒涛の愚痴ブログ。大学教授という名の馬○野郎
弱さと向き合おう。人間の成長はそこから始まる
楽しみだけを追い求めると必ず喜びの無い人生を送る事になる。惨めな人生をおくらない為に必要な事
捨て猫にゃーちゃん塾に来る♪
「何もしない」という事が何よりも大切な時がある。人生を棒に振らないために。
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Posted by 仲川学院
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