2019年11月09日 13:01 カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:塾
強くなれと言っても子供は強くならない
さて、本日はこういう事を考えてみましょう。
学校を休みがち。友達とうまく接する事が苦手。いつも辛そう。
こうした時、親御さんなら、我が子には強くなってほしい、そして幸せになってほしいという思いのあまり
「そんな意気地のない事でどうする。もっと強くなれ!」
と言ってしまうでしょう。
これは無理からぬ事もだと思います。
でもそれ、
逆に子供をどんどん弱くして行ってしまいます。
なぜなら、
「今のお前は弱いダメなやつだ」と子供を否定しているのに他ならないからです。
誰しもが、自分を否定され続ければ、どんな屈強な人間でも弱くなっていきます。
ワールドカップで大躍進した、あの屈強なラグビー日本代表選手でも例外ではないでしょう。
否定だけされ続ければ、自分のプレーにも練習にも自信を失い、本来のポテンシャルを発揮する事なく終わるでしょう。
私が直接彼らにインタビューしたわけでは無いですが、
何事にもよらず、トップに立つような人、逆境を乗り越えた人が、ほぼ例外なく持っている信念があります。
それは
自分を信じていた、という事であります。
自分ならこの困難を乗り越えられると信じていればこそ、ハードな練習にも耐え、
逆境を乗り越えられると信じていたからこそ、逆境に立ち向かえたのです。
ではなぜ彼は自分を信じられたのか。
この答えは一つではありませんが、共通して言える事は、
誰かが信じてくれていた事です。
それはお父さんなのかもしれません。
お母さんなのかもしれません。
あるいは全然別の違う誰かだったかもしれません。
しかし必ず支えになってくれた人がいます。
気持ちを分かってくれた人がいます。
なので、我が子に強い子に育って欲しいお父さんお母さん。
まずは子供を支えてやってください。
子供が「辛い」「苦しい」と言った時、それを充分に共感してやってください。
「それは辛かったね」「苦しかったね」と。
この時間違っても自分や他の子と比べない事です。
今あなたの目の前にいるその子の気持ちだけ考えてやってください。
そして充分に共感した上で、その子の力量で出来る問題解決法をアドバイスしてあげてください。
そして最後にこう言いましょう。
「あなたなら出来ると思うよ」と。
一度や二度ではダメですが、このプロセスの繰り返しが子供を本当に強くしていきます。
困難に立ち向かい乗り越える心を育てます。
否定は何も生みません。
生まないどころか、生きる意欲をどんどん奪って行きます。
私は、生徒の心に共感し、その可能性を信じる塾長であり続けます。
追記
それと同時に、子供を強くしたいなら、褒める事も忘れずに。
過去記事をご参照ください。
↓↓
http://vowwowisno1intheworld.boo-log.com/e490051.html
自分以外のものになろうとしてはいけない。人生は人に見せるためのものではなくあなたのためにある。幸せに生きるために。
怒涛の愚痴ブログ。大学教授という名の馬○野郎
弱さと向き合おう。人間の成長はそこから始まる
楽しみだけを追い求めると必ず喜びの無い人生を送る事になる。惨めな人生をおくらない為に必要な事
捨て猫にゃーちゃん塾に来る♪
「何もしない」という事が何よりも大切な時がある。人生を棒に振らないために。
怒涛の愚痴ブログ。大学教授という名の馬○野郎
弱さと向き合おう。人間の成長はそこから始まる
楽しみだけを追い求めると必ず喜びの無い人生を送る事になる。惨めな人生をおくらない為に必要な事
捨て猫にゃーちゃん塾に来る♪
「何もしない」という事が何よりも大切な時がある。人生を棒に振らないために。
Posted by 仲川学院
│コメント(0)