思い出し怒りは自分だけを傷つける

みなさん、

随分ご無沙汰致しました。

久しぶりの更新です。

本日はある意味教育論であり、人生論でもあります。

もう何年も前の、時には数十年の事を思い出して腹がたつ。

誰しも経験のある事ですよね。



思い出し怒りというやつです。

こいつは中々に厄介です。

何度も、何年も、ふとしたきっかけで心の中に蘇り、

いつまでもいつまでもあなたを苦しめます。

その苦しさから逃れるに、心の中では相手を執拗に責め立てている事でしょう。

ですがちょっと待ってください。

思い出し怒りをして傷ついたり苦しんだりしているのは、

実は自分自身だけです。



そうです。

思い出し怒りは自分だけを傷つけるのです。

そこにエネルギーを使ってしまっては、せっかくのあなたの人生がもったいないではありませんか。

加えて、あなたに怒りの感情を覚えさせた相手に、いつまでいつまでも苦しめられ続ける事です。

そんな事のために、大切な大切なあなたの人生をすり減らすのは、もうやめましょう。



人間は時間の進む方へしか向かっていけません。

時は戻りません。

なのに自分の心をいつまでも過去に向けていては、

この先に出会う素晴らしい出会いにもチャンスにも、気づけなくなってしまいます。

しっかり前を向いて生きましょう。

思い出し怒りが心の中で怒ってしまったら、

心の中で相手を責め立てる事を頑張るより、忘れる努力をしましょう。

同じ頑張るなら、そちらの方を頑張ってみませんか。



追記

偉そうに言っている私自身も、若い頃は随分過去に縛られながら生きていました。

年を取り、それらを捨てる決心をした時から、今の生きがいある人生が始まりました。

あなたの人生も明るいものになるよう、お祈りしております。