目出度さも中くらいなりおらが春
諸般の事情によりまして、一ヶ月近くもブログから遠ざかっておりました。
その間にも200を超える閲覧をいただき、深い感謝の念に堪えません。
さて、本日はまるで冬が終わったかのようなあたたかさでしたね。
春のような心地良さに、しかしそれに浸りきる事が出来ず、掲題の一茶の句が心中をよぎりました。
本来は新春の候の心境を詠んだものでありますが、今の私の心の内はまさにこんな感じであります。
本年度の高校生組は、7大学7学部、1看護学校に挑みましたが、合格は6大学にとどまりました。
合格率から言えば素直に喜べば良いのでありますが、二人も無念の涙を流させてしまった事が痛く胸に刺さります。
受かった子達、
大学は何かを与えてくれるところじゃない。自分でつかみ取りに行く所だ。それを忘れずに、成長に励んでおくれ。
私なんかがちっぽけに思えるほどの、大きな人間に育っておくれ。
そして思いを遂げさせてやれなかった子たちよ、
人生はこれで終わりじゃない。
辛くとも、今の無念さを心に刻んで、それに耐えて、今度は自分の夢を花開かせるために今置かれた所から頑張って行っておくれ。
お前さん達なら必ずそれができるはずだ。
きっと喜びの多い人生を送れる。
それを心から信じ、願っているよ。
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