2019年10月14日 03:26 カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:塾
「我慢のさせっぱなしは生きる意欲を奪う」子育てのちょっとしたヒント
台風19号の被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
さて本日はこういう事を考えてみましょう。
「将来の為に我慢だ」
「ゲームなんか我慢して勉強しなさい」
「我慢のできない人間はダメ」
などはよく口にされるセリフでしょう。
確かに我慢は大切です。
こ難しい数学の問題を解くにも、人間関係においても我慢は必要とされます。
我慢する心が無ければ、正しく生きていく事は出来ません。
しかしだからと言って我慢ばかりさせるとどうなるかというと、
その子は逆に我慢の出来ない子になります。
当たり前です。
行きていくための根源である、寝たい、休みたい、楽しみたい、腹が立った。
これらを抑えつける事が我慢ですので、
何でもかんでも我慢ばかりさせる事は、生きていく意欲を奪ってしまうからです。
また自分自身が望む目的、目標に基づかない努力や我慢を継続する事は人間には出来ません。
なので親や指導者が勝手に子供の目標を設定して、その為に努力だの我慢だのを押し付ければ、子供はすぐに挫折します。
それを責め続けられれば、「自分なんて生きていても仕方ない」と、自暴自棄になっていきます。
こんなことになってしまうくらいなら、我慢などさせない方がましです。
まだ自分らしく生きていけるという点で。
ではどうしたら、より良く生きていくために必要な「我慢」という習慣を身につけさせてやれるのか。
どうしたら我慢強い子になるのか。
それは一重に「我慢して良かった」と、子に実感させられるかどうかにかかっています。
子供が小さいうちなら、何か我慢させたなら「我慢して偉かったね」と褒めてやったり、あるいは「我慢に対するご褒美」を提供してやる事が良いでしょう。
我慢の後にはいい事があるという発想を持てるようにしてやりましょう。
しかしもうすでに年齢がある程度進んでいるのなら、これは一筋縄ではいかなくなります。
生きていく意欲が相当に奪われているからです。
なので当然、学校の勉強もやだ、スポーツもやだ。
やっている事と言えばゲーム三昧、のような感じになっている事でしょう。
ですが親御さんとしてはまだ諦めないでください。
先程言った事の逆で、自分が望む目標、目的のためには、子供は相当のところまで頑張れるからです。
そこをどう見つけてやれるのか、本人から引き出してやれるのかにかかっています。
なので、子供としっかり向き合いましょう。
「こういう人間になって欲しい」という親の願いはまず置いておき、
「子供がどう生きたいか」を探ってやりましょう。
そしてその実現の為に必要な努力や進路を、具体的に示してやりましょう。
そうすれば子供はその夢なり希望のために、いろんな事を我慢できるようになっていきます。
そしてこれが最も大切なのですが、
親御さんとしては、その結果よりも努力や我慢している事の方を評価してやりましょう。
結果は求めず、努力や我慢を認める。そして褒める。
その時子供は努力なり我慢に喜びを覚えます。
そうすれば我慢し努力する子になります。
更に、我慢し努力する子は、結果を出せる子になります。
挫折しても立ち上がれる人間に育っていきます。
結果だけを求め、我慢だけを強いる事は、子供を精神的に死なせてしまう事だと言っても過言ではありません。
様々に例外は伴いますが、我慢だけをさせる子育てはやめましょう。
我慢の後にはいい事がある。
子供に何度もそれを味あわせてやりましょう。
自分以外のものになろうとしてはいけない。人生は人に見せるためのものではなくあなたのためにある。幸せに生きるために。
怒涛の愚痴ブログ。大学教授という名の馬○野郎
弱さと向き合おう。人間の成長はそこから始まる
楽しみだけを追い求めると必ず喜びの無い人生を送る事になる。惨めな人生をおくらない為に必要な事
捨て猫にゃーちゃん塾に来る♪
「何もしない」という事が何よりも大切な時がある。人生を棒に振らないために。
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Posted by 仲川学院
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