2019年06月13日 17:16 カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:塾
勉強しない子は何故勉強しないのか①
本日は勉強しない子について、その原因について考えてみたいと思います。
今まで見てきた中で、この原因はいくつか発見できましたので、主なものをシリーズで挙げてみたいと思います。
その一回目として、
「押し付けられた目標」という事をご紹介します。
さて、親ならば誰しも子供には良い高校、良い大学、そして良い企業であったり上級職公務員などに合格、あるいは就業して欲しいですよね。
それは無理からぬところです。
しかしちょっと考えていただきたいのは、この「良い」という評価を、誰が決めているのかという事です。
それは言うまでもなく、社会です。
社会の側から見て「良い」あるいは「いまいち」と判断されています。
したがって、社会の側から見れば良いけれど、子供本人にとって「良い」か「いまいち」かという視点は入っていません。
ところが、よく起こりがちな事として、社会の側から見て「良い」ところを目指しなさいと、親御さんなり指導者が決めてしまう事があります。
「先生、この子の将来を考えて◯◯を目指させる事に決めました」
とは、よく親御さんに言われるセリフであります。
ところが、ちょっと待ってください。
その◯◯は、社会の側から見れば素晴らしいところですが、子供の適性という観点から考えれば、全然あってないのです。
そのまま、その◯◯を目指させますと、
はい! 勉強しない子、一丁上がりです。
人間というものは、自分自身の夢なり、自分が本心から望んでいる目的のためにはいくらでも頑張れるのですが、
そうでない事には、そんなに頑張れません。
これは大人のみなさんもそうだと思いますが、自分が望んだ仕事、やりがいを燃やせる仕事なら、働き方改革なんのそのでいくらでも頑張れると思うのですが、
会社が勝手に設定したノルマ達成を目指すのは、何とも苦しく、疲れ果てますよね。
子供にも同じ事が起きています。
頑張りたいけど頑張れない、さらに進んで、頑張ろうという気持ちも無くなってしまい、
なのに親からは「◯◯目指すんだろ! 頑張れ」「勉強しろ」とガミガミ言われ。
これは親子双方にとって悲劇です。
言う方も辛く、言われる方も苦しく。
なので、大人としては、子供の適性を見出して、それに合った進路を共に考えて、子供が自分自身の目標を見出す為の良きアドバイザーでありたいものです。
子供が自分の意思で
「僕は△△を目指す!」
と決めた時、
はじめて
「△△を目指すんだろ! 勉強しろ!」
という言葉が活きてきます。
次回予告
「子供を勉強嫌いにさせる、親の無意識的洗脳」
自分以外のものになろうとしてはいけない。人生は人に見せるためのものではなくあなたのためにある。幸せに生きるために。
怒涛の愚痴ブログ。大学教授という名の馬○野郎
弱さと向き合おう。人間の成長はそこから始まる
楽しみだけを追い求めると必ず喜びの無い人生を送る事になる。惨めな人生をおくらない為に必要な事
捨て猫にゃーちゃん塾に来る♪
「何もしない」という事が何よりも大切な時がある。人生を棒に振らないために。
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Posted by 仲川学院
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