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子供のモチベーションを上げなければならない時と上げてはならない時

2018年05月23日 06:33  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

子供のモチベーションを上げなければならない時と上げてはならない時



長い! 暗い! 固い!でおなじみの仲川学院のブログです。

開いてしまった方、ごめんなさい。

今日も長く暗く固くいきますが、お付き合いください。

それにしても、たくさんの方に読んで頂けて有難いのですが、いつも頑張って書いているブログと、昨日の昼間にほんの三分で投稿したブログのPv数が同じとは、、、

うーん、ブログ恐るべし。奥が深い。

それはおいといて本題です


子供の指導に携わっておりますと、常に首題の問題に直面します。

子供のモチベーションは上がったり下がったり、それこそ乱高下します。

上がっている時はそのまま盛り立ててやればいいのですが、下がってしまった時には、ある種の慎重さが必要になります。

怪我や故障を抱えた人間に無理をさせれば事態は悪化していくように、モチベーションを上げる事を強要する事が、長期に渡るモチベーション低下につながる恐れがあるからです。




理解が全てに優先する


悩みがあるのかもしれない。心身を患っているのかもしれない。

そうした洞察無しに、むやみに子供を鼓舞したり励ませば、その大人から子供は離れていきます。

なので、今、現実のその子の状態の理解が最優先です。

「先生が自分の悩みを分かってくれた」「苦しみを理解してくれた」という実感は、それだけで子供の心を強く支えます。

その上で「しかし、」と言って諭す時、子供はそれを受け入れます。

そして今が勝負の時で無いのなら、そのままもう疲れ果てた子供は休ませてやりましょう。

回復を待つ事は非常に忍耐と勇気を必要としますが、我々もそれに耐えましょう。

そして子供の回復を待って、モチベーションの高揚を図りましょう。

モチベーションを上げるには





何のために今の苦しみに耐えさせられているのかを理解させ、それに納得した時、子供は驚くほどの底力を発揮します。

「頑張っておくと、将来が明るくなるから」という漠然とした言い方ではダメです。

我々の場合で言うなら、「今この問題を」「いつまでに」「どの程度」やれば、テストで「どのくらいの」得点が見込める、

と言うように、専門家らしく、努力する「内容」と「量」、そして「見込まれる成果」をはっきりと示してやる事が必要になります。

それが子供の目的なり目標と合致していれば、子供は意欲を持ってそれに取り組みます。

苦しみの意味が明確になっている時、子供は苦しみに耐えていけますし、また、立ち向かっていけます。

区別をつけておかなければならない事


しかしながら子供の心を大切にする事と、子供を甘やかす事は全く違います。

はっきりと間違いなく「やむを得ない意欲の低下」、すなわちモチベーションダウンではなく、甘えや逃げだと分かる場合には、毅然と対応し、叱るべきは叱りましょう。

それは子供の人生を大切にしてやる事です。

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