2018年10月30日 22:58  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

教育に最も大切なもの



本日の昼間、まだ若い方ですが、私が尊敬している障がい児福祉の支援員の方とこんな話しになりましたので、少し紹介させていただきます。

「教育に一番大事なのは何でしょうか?」

がむしゃらに目の前の生徒を教えて来ただけの私には、改めて肺腑をえぐられる話題でした。

自分のしている事の根幹は何なのかを突き詰められた思いがしました。

ただ、私には一つの回答がありました。

洞察力です。

長く先生をやっておりますと、生徒の猛烈な反抗を受けることも多々あり、実際に殴りかかってきた生徒もおります。

そうした時に「なんだこの野郎!」と、暴言に暴言を返すような、子供と同じ土俵で戦うまねをしていたのでは、何も解決はしません。感情的な説教も然りです。

慌てず焦らず、「なぜこの子は反抗するのだろう」と原因に思いを馳せ続けると、その子の家庭状況、学校での様子などが見えてきます。

そうすると、その子に対し、適切な指導や助言ができます。そして子供からの信頼を得られます。

「この子はなぜ勉強しないのだろう」「なぜ学校に行けないのだろう」と、その原因を探ってやると、そこにその子の抱える問題や、あるいは見えないハンデがある事も、自ずと明らかになってきます。

解決への道が見えてきます。

怒る前に、とにかく学校へ行けと言う前に、そうした心をぐっと飲み込んで、原因を洞察する。

おこがましい言い方になりますが、これが多くの教育困難事例を改善させてきました。

お子さんについてお悩みの方は、少し心にとめてみてください。







  
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Posted by 仲川学院 │コメント(0)

2018年10月30日 00:00  カテゴリ:子育てカテゴリ:勉強カテゴリ:

なんて生徒泣かせの先生だ、まったく



アイフォンの中のアルバムを振り返って見ておりましたら、思い出深いスクリーンショットが。





社会人入試で看護学校に挑んだ子を指導した時のものですが、

この時は大変だったなあ。

競争倍率は10倍超えと恐ろしく高いし、学校の情報はほとんど手に入らんし。

仕事帰りに塾にせっせと通ってくれたこの子を、絶対に滑らせてたまるかと、出る可能性のある問題は手加減無しで全部指導したなあ。

でもこの子、疲れてたろうに居眠りもせず、しっかり授業を聞いてくれて、黙々とその問題解いてたっけ。

本当にありがとう。

君には感謝しかない。

出会ってくれてありがとう。塾に通ってくれてありがとう。そして、合格してくれてありがとう。

これからも、こういう涙を教え子に流させてやれる先生でありたい。

気を引き締めてこれからも頑張る。

体がもつ限界まで。

生徒教えて死ねたら本望。

















  
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Posted by 仲川学院 │コメント(0)